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西沢森林軌道 京の沢支線 プレ廃探(3)

訪問日 2012/10/07 同行者:モリリさん                       カメラ:Nikon D90 Panasonic FT1

今いるのは下の地図で「現在地」と書かれている場所。
京の沢を渡る直前で、軌道が分岐していると思われる所だ。
林道より一段高くなっているのが、とっても気になる。
果たして軌道跡なのだろうか。

西沢森林軌道 最深部地図















高くなった所に足を踏み入れてみた。
クマザサが生い茂って地面が見えないぞ。
レールはあるのか?













あった! レールだ!

よっしゃ〜!!








レールは奥へと続いているようだ。









うん、あるある。
クマザサに隠れているけど、
しっかりと敷かれたままのレールが
存在しているぞ。

















ん、平坦だった地形に変化が・・・。
本線で見た掘割のような感じ。
それと左上の高台に、建物らしきものがあるぞ。














潰れてしまっているが、間違いなく小屋の跡。
トタン屋根の重しにレールが使われている。










林鉄の細いレール。













レトロなタイルの流し台。
子供の頃はこういうのあったなぁ。









カマドもあった!








近づいてみる。
かまどや流し台があることから、
ここは飯場だったようだ。








銘板があるが、よく読めないなぁ。







アルマイトの弁当箱。
山仕事に出かけるときに
持っていったのだろう。
白いご飯をぎっちり詰めて、
梅干し載せて・・・。














そして、水筒も。














ここには男たちの生活があった。
京の沢支線の分岐を見つけ、それを辿り始めた2人。
いきなり飯場跡を見つけ、間違いなく西沢森林軌道の京の沢支線が存在したことを確認した。
ここから先の軌道はどのように続いていたのだろうか。
次回、さらに奥へと続く軌道を辿る。

 
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