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西沢森林軌道 京の沢支線 プレ廃探(2)

訪問日 2012/10/07 同行者:モリリさん                       カメラ:Nikon D90 Panasonic FT1

京の沢支線の廃探に取り掛かったのだが、現時点では林鉄関係の小屋跡と思われるものがあった程度で、
他の痕跡は林道に飲みこまれていた。
この林道は地図で見ると本谷まで伸びている。おそらく地図で示すように車道化されているのだろう。
また高度差もさほどないから、以前本線を辿った時のようにヘアピンカーブの軌道が奇跡的に残されているのも期待できなかった。
まあこれは予想通りの展開。レールが敷かれたまま残っているとすれば、軌道が京の沢に沿って上流へと伸びている区間だろう。
2人は京の沢を目指して先を急いだ。

西沢森林軌道 最深部地図








その先も林道化された軌道跡は続いていた。
すべて綺麗に林道化されてしまっている。
もちろん、軌道の痕跡は何も無い。













あらら、崩れ始めたか・・・。
この先で道が全部落ちてなければいいのだが。













あ〜、これは完全に埋まってる。
でも歩きでの突破には支障なし。










相変わらず打ち捨てられたレールが
林道下の斜面に転がっている。








歩いて行くと広場になっていた。
以前は何かあったのかな。
ここまでは特にめぼしい遺構は無し。









お皿だ。







支流に作られた堰堤。
ここも堤防上を道路として利用している。
渓流釣りで多くの堰堤を目にするが、
こういう利用法は、ここでしか見たことがない。














支流の流れ。
地形図には水線としては描かれていない小さな沢。
もちろん、ここは京の沢ではない。










ここにもレールが突きだしていた。













また崩れてるぞ。
京の沢はまだなのか。





ついに京の沢に到着!
前人未踏は大げさだが、廃線を訪ねる目的で来たのは、我々が初だろう。
余程の物好きでも、こんな山奥まで苦労して来るバカはいないよな。

ん、林道から右に一段高い部分があるな。
怪しい・・・。








近づいてみる。
一段高くなって平らな地形が奥へと続いている。
果たしてこれが京の沢支線なのだろうか?
2人は、ようやく京の沢に辿りついた!
レールが落ちているとは言っても、ほかにめぼしい物もない林道歩き。
正直、いい加減あきてきた。
そんな気持ちになるころに現れた京の沢支線の入り口と思われる分岐。
この先に待っている風景は果たして・・・。

 
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