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西沢森林軌道 京の沢支線 プレ廃探(5)

訪問日 2012/10/07 同行者:モリリさん                       カメラ:Nikon D90 Panasonic FT1

敷かれたレールを辿って行くと、行く手に巨大な砂防堰堤が立ちふさがった。
ここで京の沢支線を辿るのは断念しなくてはならないのだろうか・・・。
2人は砂防堰堤を高巻けるのか。

西沢森林軌道 最深部地図









レールは堰堤でとぎれていたが、
探してみると川に落ちているのもあった。







辺りを調べたことろ、対岸へとのびているのを発見。
2本で渡っているので、増水等で流されたのではなさそう。
ということは、支線はここで京の沢右岸へと延びていたのだろう。










迷わず渡渉して行方を追う。









対岸には、埋もれるレール。









金属の何かが落ちていた。









こちらにも何かの施設があったようだ。







しかし、ここでレールを見失った。
右岸に渡ったところで途切れてしまった。
堰堤工事で埋められてしまったのか、それとももともとここで行き止まりだったのか。
答えを探すには堰堤の上に行くしかない。














斜面をよじ登り、堰堤上に出る。









堰堤横の立木に
ワイヤーが巻きつけられていた。















結構な高さの堰堤だ。









色づく木々。






案の定、堰堤の上は膨大な量の
土砂に埋まっている。
砂防堰堤の機能は、土砂をためて災害を防ぐのだから仕方がない。
だが、こんな山奥に砂防堰堤が必要なのか?
はっきり言って税金の無駄遣いだろう。
それにしても、これではレールがあっても、土砂の下で見つけられないなぁ。









堰堤上の流れに降り立つ。
レールはあるのか?









ん? どした?
何かあったか?














よっしゃ! レール発見!














ここが元々の軌道敷だったか、流されてきたレールかは分からないが、
堰堤より上流にも支線が伸びていたいたのは間違いない。














土砂に埋もれているが、まだ続いているようだ。














長い年月と京の沢の流れによって、真っ赤にさびてしまったレール。














堰堤の上にも軌道があったのは間違いないが、
しかし、残念ながらまたしても消えてしまった。














どこいった、レール〜!










この様子じゃ諦めるしかないのか?








いた!

左岸にレール発見!









良かった、見つかって。
でもここが軌道敷だったのかどうか。










のたうちまわる2本のレール。










繋がったまま上流へと伸びている。















敷かれたままではないから、この位置が軌道敷ではなかったのだろう。








少し上流に行くと、敷かれたままのレールが出てきた。
右岸に渡った軌道が、再び左岸に渡ってここに繋がったのだろうか?








ふと見上げると・・・
おやおやおや〜。
上にも軌道があるぞ!








おいおいおい、これはどこから来てるんだ?
河原にある軌道敷から例によってヘアピンで登ってるのか?








間違いない、ここも軌道敷だよ。
どう繋がってるんだろうか。
堰堤を越えてからも軌道は上流へと伸びていた。
京の沢支線はまだまだ終点ではないようだ。
そして、左岸斜面上の軌道はいったどこから伸びてきているのか。
京の沢の廃探はまだまだ続く!

 
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